- 日勤常勤ってずっと忙しそう・・・
- ある程度安定した収入がありそう!
- 連休少なさそう。
日勤のみなので、「忙しくて休みが少なくてキツい」と思うかもしれません。
私は子供を出産後より夜勤を辞め、日勤常勤、時短勤務、パートを経験してきました。
この記事では、看護師の日勤常勤のメリット・デメリットを経験を踏まえて解説します。
この記事を読めば、子供がいるママさん世代におすすめの働き方というのが分かります。
日勤常勤にするか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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目次
日勤常勤のメリット
日勤常勤のメリットについて解説します。
メリットは以下の3点です。
- 生活リズムが整う
- 収入が安定している
- 福利厚生が手厚い
生活リズムが整う
夜勤がないので生活リズムが整います。
夜勤をしていると昼夜逆転してしまい、睡眠不足やストレスの増加、疲労感が抜けない・・・
生活リズムが狂うと体に悪影響がでてきてしまいます。
日勤のみで働くことで生活リズムが整い、健康的な生活を送ることができます。
収入が安定している
時給制ではないため、休みの日数に関係なく収入は安定しています。
非常勤だとボーナスは出ません。
夜勤をしていない分低くなりますがもらえます。
子供の教育資金や老後の生活を考えると、収入が安定していることはメリットが大きいです。
福利厚生が手厚い
日勤常勤のため、夜勤をする常勤同様の福利厚生が受けられます。
退職金や、住宅補助、医療費補助、特別休暇、社員旅行などの福利厚生が手厚かったです。
病院によって異なりますが、非常勤より手厚い福利厚生が受けられます。
働き方を変えたいと思っている方は、福利厚生もチェックしてみてください。
日勤常勤のデメリット
日勤常勤のでメリットについてまとめました。
以下の3点です。
- 毎日忙しい
- 残業が多くなる
- 連休が取りにくい
毎日忙しい
日勤の業務はたくさんあり、やることに追われ忙しい毎日です。
清拭、OPE出し、OPE迎え、入院・退院の患者さんの対応、採血、点滴・・・
常にやることに追われています。
通常の業務に加えて緊急対応もしなくてはならないため、毎日が忙しいです。
夜勤も忙しく大変ですが、夜勤の静かな時間が好きな人には日勤常勤は不向きですね。
残業が多い
日勤常勤は職場によりますが、残業も多いです。
非常勤のスタッフは時給制であり時間で帰ってしまうため、残された業務をこなさなくてはなりません。
常勤スタッフ同様に責任を任されるため、残業は多くなります。
日勤常勤でも残業が少ない職場もあります。
残業が少ない職場はこちらを見てください。
休みが少なく感じる
日勤のみの勤務のため、休みが少なく感じます。
夜勤をしていると「夜勤明け→休み」なので、実質2連休した気分になります。
単発の休みでは疲れが抜けないと思う人もいるでしょう。
完全土日休みの職場であれば休みが少ないと感じることはないのかもしれません。
総合病院でも意外と土曜日は午前診療しているところが多いです。連休はあまりないかもしれません。
大学病院や規模の大きい病院なら完全土日休みのところが多いです。
そういった求人を調べるなら、内部事情に詳しいレバウェル看護(旧:看護のお仕事)を見てください。
内部事情に詳しい
日勤常勤がおすすめの人
日勤常勤がおすすめの人についてまとめました。
以下の4点です。
- 小さい子供がいる人
- 規則的な生活を送りたい人
- 夜勤はできないけどある程度の収入が欲しい人
- プライベートを充実させたい人
小さい子供がいる人
小さい子供がいる人に日勤常勤はおすすめです。
夜勤をするとしたら子供の預け先で悩みますね。
夜勤の時の子供の預け先についてはこちらを見てください。
日勤常勤であれば日中は保育園や学校に行くので預け先に困ることはありません。
そのため夜勤のできない小さい子供がいる人におすすめの働き方です。
規則的な生活を送りたい人
日勤常勤は規則的な生活を送りたい人にとっておすすめの働き方です。
夜勤をすると生活リズムが乱れちゃう・・・
健康に良いとは言えませんね。
持病があったり、体力に自信がない等して、規則的な生活を送りたい人にとっておすすめの働き方です。
安定した収入が欲しい人
夜勤はできないけど、ある程度安定した収入が欲しい人にとっておすすめの働き方です。
子供の教育資金や老後の資金が心配・・・
将来のお金の心配は尽きません。
夜勤をしない分減ってしまいますが、安定した収入が欲しい人にとっておすすめの働き方です。
プライベートを充実させたい人
家族や友人の時間を大切にしたい等、プライベートを大切にしたい人におすすめの働き方です。
夜勤明けで子供と元気に遊ぶのは無理・・・
夜勤をしていると、家族との時間が足りない、趣味を楽しめない、と思う人もいますね。
プライベートを充実させたい人に日勤常勤はおすすめの働き方です。
日勤常勤がおすすめの職場
日勤常勤がおすすめの職場についてまとめました。
以下の3点です。
- 総合病院の外来
- 老人保健施設
- 検診センター
総合病院の外来
総合病院の外来での日勤常勤はおすすめです。
外来は日勤が主のため求人数もあり、病棟に比べると残業が少ないためです。
ママナースも多いため、子育て中の看護師が働きやすい職場です。
総合病院の病棟でも日勤常勤の求人は多く見かけますが、病棟は「残業も多く夜勤をするのが当たり前!」といって雰囲気もあるのでおすすめしません。
病棟と外来の働きやすさについてはこちらをみてください。
介護施設
老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスといった介護施設の日勤常勤はおすすめの職場です。
老健は看護師も夜勤がありますが、特養はオンコールのみの職場が多いです。デイサービスは通所型の施設のため看護師の求人は日勤のみです。
介護施設も日勤のみの看護師が活躍できる職場の一つです。
検診センター
検診センターは日勤のみの職場のため、おすすめの職場です。
予約制であり元気な人が来る場所のため、緊急の処置はなく定時で帰れる職場の一つでもあります。
定時で帰れる職場についてはこちらに詳しく書いているので見てください。
日勤常勤の平均年収
夜勤をせず、日勤常勤だとお給料は下がります。
一般的な平均年収と私が実際に受け取ったお給料を公開します。
平均年収
日勤のみの看護師の平均年収は400万前後と言われています。
一般的に病院勤務の看護師の平均年収は450〜500万と言われており、夜勤をしない分低くなっています。
地域差もありますが、一般的な日勤常勤の看護師の給料は400万前後です。
実際に受け取ったお給料公開
- 看護師12年目
- 関東在住
- 総合病院外来勤務
私が日勤常勤だった時の年収は380万でした。
関東に住んでますが、地域差はありますね。
ちょっと30分かけて川渡ればお給料アップします(笑)
毎月の手取りは20万前後でした。
まとめ
看護師の日勤常勤のメリットは、
生活リズムが整う、収入が安定している、福利厚生が手厚い
以上3点です。
デメリットは、
毎日の忙しさ、残業が多いこと、休みが少なく感じる
以上3点です。
小さいお子さんがいて夜勤ができない人や、規則的な生活を送りたい人、安定した収入が欲しい人、プライベートを充実させたい人におすすめの働き方です。
夜勤をしない分お給料は減りますが、メリット・デメリットを理解して日勤常勤で働いてみるのも良いと思います。
特に小さいお子さんがいるママさんは日勤のみの働き方がおすすめです。
子供が小さい時の働き方についてはこちらをみてください。
働き方で悩んでいる方必見