- 最近リーダーばかりで辛い。
- プリセプターがプレッシャー・・・
- 日々の仕事が終わらないのに委員会の仕事も残ってる・・・
どの職種でも”中堅”というと、責任のある仕事を任せられたり、職場で中心的な役割を果たす立場にあり辛い立場ですね。
私は看護師17年目、6年目の時に結婚し、妊娠、出産後より働き方を変えて仕事を続けています。
この記事では中堅ナースの責任の重さ、仕事と家庭を両立させる方法について解説します。
この記事を読めば看護師でも穏やかな職場が見つかります。
中堅ナースで悩んでる方はぜひ読んでくださいね。
働き方で悩んでいる方は情報収集から○
看護師ママの多くは中堅ナース
中堅ナースというと責任が増し職場で中心的な役割を果たしていますね。
年代的に結婚・妊娠・出産にあたる年代です。
中堅ナースの役割について解説します。
中堅ナースは何年目?
施設によっても異なりますが、おおよそ5〜6年目の看護師を指します。
その世代がその施設の中心的役割を担い活躍しています。
看護大学、看護学校を卒業し5〜6年目というと、26歳〜28歳にあたります。
第一子出生時の母の平均年齢は令和3年度で30.9歳、中堅ナースとなり仕事での中心的役割を担い始めて数年、そこに出産・育児となると過酷さが増します。
中堅ナースの役割は?
日々リーダー
病棟勤務だと、それぞれチームがありリーダーがいてその下にメンバーがいます。
リーダーの役割は、
- 医師へ報告・指示受け
- メンバーへ申し送り
- 業務が進んでいないメンバーのフォロー
- 緊急入院や急変時の対応・役割分担
自分より先輩に指示出しにくい。
あの先生、機嫌によるんだよな。。。
何て報告したら良いかな。。。
先輩への指示出し、Drへの報告、指示受け、気を遣うことがたくさんありストレスが溜まります。
チームリーダー
1つの病棟は2つのチームに分かれていて、それぞれチームリーダーがいます。
毎月チーム会を行ったり、チーム会で改善したいことなどを話し合いを行い、その中心的な存在です。
チーム内で改善した方がいい業務はないか、チームで困っていることはないか。。。
チーム全体を常に把握しておかなくてはいけないので気を張っていなくてはなりません。
新人教育指導
後輩に指導するには自分が理解していないと説明できませんよね。
意外と根拠まで分かっていない事もあり、自分の学びになり良い機会になります。
日々の自分の業務をこなしながら後輩の指導にあたることは大変・・・
自分の仕事をこなしながら後輩の業務をフォローし、気を張り続けなければなりません。
各種委員会
委員会に所属し、普段の業務以外に委員会の仕事をします。
例えば、教育委員であれば、自分が担当する研修の準備・対象者へ連絡を行います。
毎月委員会へ参加します。
研修予定の把握や講師への依頼が追いつかない・・・
日々の業務以外にやることが増え、ストレスになります。
看護師の仕事は体力勝負
中堅ナースと言えばリーダー業務や新人教育など、周りを見て気を遣うことも多いですが、そもそも看護師の仕事は体力勝負です。
心身共にヘトヘトです。
看護師の仕事は立ち仕事
職場にもよりますが、立ちっぱなしのことが多いですね。
外来であれば診療の補助、採血、立ちっぱなしです。
病棟であれば受け持ち患者さんのケアで歩き回り、ナースコールも頻回で座れるのは記録の時間だけです。
立ちっぱなしは疲れますよね、私は今は外来勤務ですが毎日7000〜10000歩位歩いています。
おむつ交換・体位変換・移乗介助
病棟や老健などではおむつ交換・体位変換・移乗介助多いですね。
療養病棟では寝たきりの患者さんが多いので時間ごとにおむつ交換、体位変換行います。
腰を痛めてしまう人も多く、コルセット巻きながら仕事している人も多いです。
回復期リハビリ病棟にいた際にはトイレコールが多く移乗介助がものすごく多かったです。
命の重さ、責任が大きい
看護師の仕事は命に関わる仕事だから責任も重いですよね。
責任が重いと感じるのはどんな時?
薬の管理
- 薬の指示を間違えると命に直結することがあるため。
- 点滴の種類・単位・速度間違いも命に関わる事がある。
- 何人もの薬を確認し配薬、薬剤投与の際には最終確認者としての責任があり緊張する。
- 医師の指示ではあるが、看護師自身もアセスメントして実施しなければならないため。
- 看護師自身が理解していないと誤った指示受けが事故に繋がりなねない。
薬の知識も必要ですし、薬の間違いは命に直接関わるものもあります。
急変
- 患者さんが急変した時の自分が取るべきで対応で患者さんの今後が変わってしまう。
- 患者さんの異変に気づかなくてはならない。
「いつもと違う」ということに気づく必要があり、急変時の対応は常に頭に入れておく必要があります。
終末期の患者さん・家族への対応
- 患者さん本人のケアと同時に家族へのケアも同じ位重要。
- 一様に同じ対応はできず、その患者さんと家族にあった個別の関わりが必要になってくる。
人生の最期であり、その患者さん・家族が安らかな最期を迎えるために看護師の適切な対応・声掛けは大事です。
子供のイヤイヤ期が重なり、帰宅後も体力勝負
仕事では心身ともにクタクタになり、自宅に帰れば子供たちのお世話が待っています。
夕食、お風呂、洗濯、片付け、歯磨き、寝かしつけ、翌日の準備。。。
一日動きっぱなしで気も張っていて、ものすごくハードです。
家に帰れば子供達のお世話に全力
まだまだ手のかかる幼児がいる家庭は本当に大変です。
2〜3歳だとイヤイヤ期で思うように家事がすすみません。
子供が言うことをきいてくれないと、仕事で我慢しいていたこともあり一気に爆発してしまったことがありました。
これでは子供のためにも悪影響だし、自分にも良くないと思いました。
仕事と育児を両立させる方法
仕事と育児を両立させる方法を解説します。
勤務形態を変える:パート、時短勤務(短時間正社員)へ
常勤で働いていると、子供がいるからといって委員会やリーダーなどを免除してもらえるということはありません。
仕事と育児を両立させたい!っと思っている人はパートや時短勤務へ勤務形態を変えることをおすすめします。
転職する:体力的に負担の少ないところ、ゆったり働けるところ
体力的の負担の少ないところ:外来、クリニック
- 外来
- クリニック
病棟は毎日端から端まで走り回ります。
病棟は夕方にはクタクタです・・・
体力的に負担が少ないのは、外来やクリニックです。
ゆったり働けるところ:療養病棟
療養病棟は”医療より介護”といった感じのため、ピリピリした雰囲気はなくおすすめです。
中堅ナースでお子さんが小さい方の働き方についてはこちらをみてください。
まとめ〜私は仕事と育児両方は全力で頑張れなかった〜
私も限界!と思って仕事をセーブした一人ですが、仕事をセーブしたことは全く後悔していません。
むしろセーブして良かったと心から思っています。
「もうムーリー!!!」と思った時は我慢しないでください。
仕事の代わりは他にもいるけどママの代わりは自分しかいません!
いつでも転職できるように情報収集しておくだけでも安心に繋がります!
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