- 子供の体調不良で突発な休みが多い!
- 親も夫も頼れないから自分が休まなくちゃいけない!
- でもスタッフも少ない中で言い出しにくい・・・
子育て中のママさんにとって、子供の体調不良で急なお休みをいただくことは多くありますよね。お休みの連絡をすると気は、申し訳なさでいいっぱいになります。
私は第1子出産後より1年ずつ育休をもらって、現在は3人の子供を育てながら仕事を続けています。
そこでこの記事では、子育て中の看護師ママが急なお休みをもらうことができる職場はどこなのか、職場別にまとめて解説します。
この記事を読めば子育て世代に優しい職場ついて理解することができます。
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総合病院
病院にはさまざまな種類のものがあります。
三次救急指定病院
高度急性期機能に分類されます。
三次救急(高度救命救急センター、救命救急センター)の指定を受けているところやICUのある病院です。
私が新人の頃、急性期病院(三次救急)で働いていた時、毎回ではありませんでしたが、スタッフの休みが出た日に代わりに出勤するということがありました。
スタッフの人数が足りている日はその日出勤しているスタッフで受け持ちを振り分けていました。
三次救急の指定を受けている病院はスタッフの人数も多く若手も多くいることから、一人が休んだからと言ってものすごく他のスタッフの負担になることはないと思います。
二次救急病院
病院によるとは思いますが、現在の急性期病院(二次救急)では、元々のスタッフの人数が足りていないので、一人が休むと他のスタッフの負担は大きいです。
今私は外来にいますが、元々のスタッフの人数が少ない日に休みが出てしまった日には、一人で2つの診察室に付いたり、クラークさんにお願いしたりしています。
病棟で働く友達に話しを聞くと、スタッフの人数が足りなさ過ぎて”師長さんが患者さんを受け持ったり、入院のお迎えに行ったりすることがある”と言っていました。
しかし、外来の良いところは看護師ママが多いことです。
看護師ママが多いと、急な休みが出てもお互い様という雰囲気があります。
病院によりますが、スタッフの人数が少なめ・・・
急な休みが出ると他スタッフの負担が大きいです。
外来は看護師ママが多いので理解があり、育児の悩みも共感してもらえます。
回復期機能
私自身、出産後回復期リハビリテーション病院で働いた時は、子供の急な発熱や体調不良で休みでしょっちゅうお休みさせてもらいました。
しかし、私が休んだからと言って”他のスタッフが代わりに出勤して!”ということはなく、そのひ出勤しているスタッフでその日の業務をこなしていました。
急性期病院で働いていた頃に比べて看護師ママも多く、休みが出てもみんなお互い様という雰囲気がありました。
慢性期機能
高齢者だけでなく重度の重い障害者、難病患者の入院も機能の一つです。
私が療養型病院で働いていた時は、回復期リハビリテーション病院と同じく、急なお休みももらいやすかったです。
病状が安定している患者さんが多いせいか、”施設のような感覚”もありました。
同じく、その日休みのスタッフがいてもその日出勤しているスタッフで回しお互い様という雰囲気がありました。
寝たきりの患者さんが多く、日常生活の援助が中心のため、私が感じたことは看護師の雰囲気が優しく(笑)感じられました。
患者さんの病状も安定しており定時で帰れる事も多いため看護師ママも多く、急なお休みももらいやすかったです。
病院まとめ
急にお休みをいただくということは申し訳ない気持ちがあります。
高度急性期機能、急性期機能、回復期機能、慢性期機能だけでは一概にどこが急なお休みがもらいやすいとは言い切れませんが、
- スタッフの人数が多いところ
- 看護師ママが多いところ
- 患者さんの状態が安定しているところ
これらのところが急なお休みがもらいやすい職場なのではないかと思います。
病院には託児所が併設されてるところが多いです。
託児所があることで子育て世代の看護師ママの方が多くいます。
さらに病院はスタッフの人数も多いため、必然的に看護師ママの人数も多いのでお互い様精神もあり、お休みがもらいやすいと思います。
老人介護保険施設
老健では働いたことはありませんが、『老健で働かないか』と誘われた事があり、いろいろお話しを聞きました。
老健ってどんなところ?
老健(介護老人保健施設)は在宅復帰と在宅療養支援を行うための施設です。
厚生労働省によると、老健はリハビリテーションを提供する心身機能の維持・改善を担う施設とされているとのことです。
老健で働く年齢層は?
看護師の人数は施設の規模によるかもしれませんが、病院に比べると少なく、働いている職員の年齢層は高いと聞きました。(年齢層は施設によるとは思います。)
子育て世代は少ないけど、突発なお休みに関しては同じくもらえるよ!
年齢層が高いから、逆に先輩が気遣ってくれて良い人達ばかり!
子育て世代が多くない分、味方が少ないのかなと思いました。ちょっとした子育ての悩みを共有してくれるスタッフがいるのといないのでは気持的に違うと思います。
ですが、同じ年齢層が少なくても”子育てがひと段落した先輩方が多く、人間関係が悪くなければ急な休みももらいやすい”と思いました。
クリニック
クリニックはさらに職員の人数は少なくなります。
そのため、1人休むと他のスタッフの負担がかなりかかると思います。
最近クリニックで働く友人に、「スタッフが辞めてしまい一緒に働かないか」と声をかけてもらいましたが、やはりまだ急な休みがあったりするのでそこを考えると私はまだクリニックで働こうという決心はつきませんでした。
人間関係もかなり手狭になります。
院長やスタッフがとても良い方たちだからとても働きやすいよ!
人間関係が良いと最高に働きやすい職場なのかもしれません。
訪問看護ステーション
訪問看護師は、自宅で療養生活を送る人に、医療行為とケアを提供します。
その日一日訪問する利用者さんは事前に決まっており、さらに状態悪化などの連絡があれば訪問するため、急なお休みが出ると他のスタッフへの負担が大きいです。
その日一日訪問する利用者さんは事前に決まっており、さらに状態悪化などの連絡があれば訪問するため、急なお休みが出ると他のスタッフへの負担が大きいです。
まとめ
子供の体調不良などで、急なお休みがもらいやすい職場は、病院が一番なんじゃないかなと思います。
病院といってもいろいろありますが、スタッフの人数が多く、子育て世代が多くお互い様と思える環境が大事だと思います。
将来子供が大きくなったら、子育て世代が急な休みをもらえる働きやすい環境を逆に作ってあげたいなと思います。
転職を考えている子育て世代の方がいたら、自分と同じ環境の世代が多くいるのか、というところも転職先の候補になるのではないかと思います。
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