- いつも残業ばかりで保育園のお迎えが間に合わない(泣)
- 家に帰ってからバタバタで休まる暇がない・・・
- 子供を寝かしつける時間が遅くなって困ってる・・・
看護師といえば”残業が当たり前”と思ってる人は多いのではないでしょうか?
私は長男出産後より約10年、子育てしながら仕事を続けてきました。
定時で帰れれば保育園のお迎えも間に合うし、帰宅後の家事や子供のお世話にゆとりを持って行うことができますね。
この記事では、残業が少なく定時で帰れる職場と定時で上がるコツをまとめて解説しています。
この記事を読めば、残業が減ることで家事・子育てに使う時間を増やすことができ時間に余裕を持つことができるようになります。
定時で上がれる職場を知り、余裕を持って子育てをしよう。
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目次
定時で上がりやすい職場6選
看護師は残業が多いイメージですが、定時で上がりやすい職場もあります。
定時で上がりやすい職場は、
- 療養病院
- 総合病院の外来
- 手術室
- 検診センター
- 保育園
- デイサービス
意外とたくさんあります。
療養病院
療養病院は病状が安定した慢性期の患者さんが多く入院しており、急変が少なく、定時で上がれることが多いです。
”看護”というより”介護”に近い場面が多く、時間がゆっくり過ぎているように感じました。
急変が少ないので定時で上がれることが多いです。
総合病院の外来
外来は診療時間が決まっており、患者さんの診察が終われば終了するため、定時で上がれることが多いです。
夕方は片付けや翌日の準備、翌日の予約の患者さんの必要な情報収集をしたりします。
救急外来は3次救急や2次救急などによって異なりますが、夜勤者に申し送りをして日勤者は帰ることができます。また、待機などがいれば待機の人に申し送りをして帰ることができます。
診察が終われば緊急入院以外の患者さんは帰宅するので、外来は定時で上がりやすい職場の一つです。
健診センター
検診センターは予約の患者さんしか来ないため、定時で上がりやすい職場です。
検診センターに来る人は、職場の健康診断や人間ドックで来るため、”健康で元気”な患者さんがきます。
業務内容は、
- 問診
- 採血・尿検査
- 予防接種
- 身長・体重測定、腹囲の測定
- 視力・聴力検査
- 血圧測定
- 内視鏡検査における医師の補助
- 出張健診や検診車での巡回検診
検診センターでは、一般外来とは異なり、体調不良で来院する場所ではなく、緊急の処置もないため残業が少ないです。
保育園
保育園の看護師は定時で帰ることができます。
厚生労働省によると、保育園に配属される看護師は、私立保育園では最低1名、公立保育園のは努力義務程度になってます。
クラスの担任ではなく、園全体の子供達の体調管理や怪我の時の対応、健康診断の補助、保護者への保健指導、などを行なっています。
子供が好きで定時で帰りたい人に向いています。
デイサービス
デイサービスは利用者さんを迎えに行き、時間になったら家まで送り届けるため、定時で帰ることができます。
入浴前のバイタルサイン測定、入浴後の処置や食事後の服薬の介助などを行います。
医療行為から離れたくて定時に帰りたい人に向いています。
手術室
手術室は予定の手術が多く、定時で帰りやすい職場です。
ただし、緊急手術が入ったりすると、時間通りには帰れません。
病院の規模によって異なってきますが、手術室は比較的定時で上がりやすい職場です。
残業が多い職場
”看護師=残業が多い”というイメージはありますね。
私が新人の頃は残業は当たり前なんだと思っていました。
急性期病院の病棟は残業が多い
急性期病院の病棟は定時で帰ることは難しいです。
緊急入院や手術の患者さんの対応、受け持ち患者さんの記録・・・気が付いたら消灯時間、なんてことも多いです。
急性期病院の病棟で働きたい人は残業覚悟したほうがいいです。
予約制ではないクリニック
予約制ではないクリニックでは定時で帰ることは難しいです。
診療科や時期にもよりますが、感染症が流行している時期だと、診療終了時刻すぎでも診察が終わらず、看護師は帰ることができません。
また、クリニックは元々の定時が”18時”や”18:30”、”19:00”なので保育園や学童のお迎えが間に合いません。
小さいお子さんがいる人は難しいため、クリニックの常勤で働くのであればパートや時短勤務でないと難しいです。
完全予約制のクリニックであれば定時で帰ることは可能ですが、小さいお子さんがいる人にはクリニックで常勤は難しいです。
定時で上がれるコツ
保育園の迎えの時間があったり、習い事の送迎なんかがあると、一刻も早く家に帰りたいですよね。
定時で上がりたいとみんなが思っていることでしょう。
定時で上がるための工夫をご紹介します。
優先順位を考えて行動する
優先順位を考えて仕事をすることで業務がスムーズにはかどります。
例えば、血糖測定や内服介助、点滴交換は時間通り行わなくてはなりませんよね。
清拭や褥瘡の処置などは多少時間通りにできなくても命に関わるものではありません。
時間通りに進めても、その合間にナースコールがなったり、OPE迎えがあったりして考えていた順番通りには進まないことが多いです。
限られた時間の中で優先順位を考えて行動することが大事です。
やるべきことをメモに書き出す
やるべきことをメモに書き出すことで効率よく仕事を進めることができます。
頭では分かっていても、ナースコールが鳴ったり、患者さんから訴えがあったりすると忘れてしまうことがあります。
さらに急変があったりするとパニックになってしまいます。
どんなことがあってもやるべきことが分かるようにメモに書き出しておくことは仕事をスムーズに行うために大事です。
周りのスタッフと良好な関係を築く
周りの人間関係が良好だと、協力しあったりできるため、仕事が早く終わります。
人間関係が悪いと協力できないため、二度手間になってしまうこともあります。
また、自分一人だけ定時で上がれるのに周りの人間関係が悪いと帰りにくいです。
人間関係を良好に保つことも仕事をスムーズに進めるためには重要なことです。
定時で上がれることで起きるメリット
時間に余裕が持てます!
看護師=残業じゃない!自分の努力と職場を選べば定時で上がることができます。
家事・育児に使える時間が増える
早く帰ることができれば家事・育児に費やせる時間が増えます!
寝かしつけまで怒涛の家事・育児・・・時間がなくて自分は休む暇が全くありませんよね。
子供たちの食事とお風呂はなかなかの重労働です。子供たちの喧嘩など、いくら時間があっても足りません。
時間の余裕は大事です。
気持ちに余裕が持てる
時間に余裕が持てることで気持ちにも余裕が生まれます!
気持ちに余裕がないとイライラして子供に当たってしまっていませんか?
私も常勤で働いている時はイライラしっぱなしでした・・・
今は時短で帰れているので時間と気持ちに余裕があります。
まとめ
”看護師=残業が多い”ではありません。
療養病院、総合病院の外来、健診センター、保育園、デイサービス、手術室、看護師でも定時で帰れる職場はたくさんあります。
残業が多い職場もありますが、定時で上がれるコツを知って実践してみてください。
それでも解決しない場合は転職も考えてみてください。
すぐに転職しなくても情報収集しておくだけでも利用できますよ。
今すぐ転職しなくてもOK!情報収集だけでも